TAISHIの日記

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【薬学部受験】史上初めて高校中退から慶應薬学部へ進学した自分が、実際に行った大学受験勉強法【塾・予備校選び編】

こんにちは、TAISHIです。

 

私は中学不登校、高校中退、というわけで、学力的には中学2年生くらいの状態から、

一般受験で大学進学を目指しました。

結果はすでにお知らせした通り、一般受験で慶應義塾大学薬学部薬学科(6年制)に合格・進学しました。

 

しかし、その道のりは、想像を絶する大変さでした。

 

高校中退者は、そのままの状態では大学受験資格がありません。

高校卒業程度認定資格という、高卒と同程度の学力があることを証明する文部科学省実施の試験に合格する必要があります。

そして晴れて、大学受験資格が得られるわけです。

 

だがしかし!

私の場合、人からモノを教わるのが嫌いだったのと、周囲の反対を押し切って、自主的に高校中退したという細かい事情もあって、

高卒認定資格と大学受験は、絶対に独学で乗り切ってやるぞー!」

と、心に決めていました。

 

現に高卒認定資格は独学で合格できたので、この勢いで大学受験も・・・!

と意気込み、近所の書店で参考書や問題集を買い漁りました。

 

そして独学で半年間頑張ってみた結果・・・!!

大学受験を独学で乗り切るのは不可能だと気づきました。

 

 

特に理数系の科目は絶望的に独学は不可能でした。

「大学受験は独学で乗り切れる!」なんていう輩は、100%高校へ通っています笑。

高校へ通っている時点で教師の授業を受けているわけですから、独学ではないんですよね。

 

そこで私は考えました。

「大手予備校の高卒クラスなんて入ったところで、授業についていけるわけがない。

そもそも俺は、自分の人生を豊かにするために、受験勉強をしているのだ。

受験勉強はあくまで手段であり、目的ではない。

そしてどうせ勉強するなら徹底的に深く、原理から学びたい」

 

結論として、独学できる部分は独学し、独学できない箇所は専門の塾・予備校に通う、という方法を取ることにしました。

独学した部分

私が大学受験で独学したのは、数学と英語です。

数学は入門レベルのみ独学し、以降はVERITASという塾に通いました。

英語は完全に独学しました。

これは私が帰国子女とか留学経験者だったとか、特別英語が最初からできていたからではありません。

ただ単に、高校中退者の意地です笑。

文字通り、アルファベットから独習して、最終的に慶應薬学部の英語の入試問題で8割くらい得点できるようになりました。

(各科目の詳しい学習内容は後のブログで述べます。)

 

一方、私が実際に通った塾・予備校は以下の2つです。

東進衛生予備校

東進衛生予備校は、日本全国に校舎がある、オンライン授業を提供している予備校です。

授業は原則全てオンラインなので、決まったコースや入学時期はありません。

私は高校の教科書レベルをマスターするために、

『高等学校対応講座』という講義を約半年間、受講しました。

前提知識ゼロから学べる講座で、無理なく自分のペースで基礎を固められました。

受講科目は化学と生物でした。

VERITAS

VERITASは東京都文京区本郷三丁目にある塾です。

この塾は、原理から徹底的に学び各科目を自分のものにしたい人のための、中学生・高校生向けの塾です。

ただし、厳密には年齢制限はありませんので、学ぶ意思のある人は誰でも入塾できます。

VERITASは東京大学の若手研究者によって設立された塾で、私が知る限りでは日本国内最高水準のカリキュラムを誇ります。

このVERITASのカリキュラムを完璧にこなせば、東大でも首席合格できるような学力が身につきます。

私は独学と東進衛生予備校で数学と理科の基礎固めが終わった後、VERITASで数学と理科を受講しました。

VERITASは東京都に1つしかないユニークな塾なので、地方在住の方は通えないかもしれません。

しかし、私が在籍していた頃は、VERITASに通うために上京して1人暮らしをしている高卒生の生徒もいました。

授業料も比較的良心的ですので、興味のある方は入塾を検討してみてください。

あ、もちろん、案件とかではないですよ。

本当にVERITASはおすすめです。

 

今回はここまで。

次回のブログでは、各科目の勉強法をお話しします。